Boot Camp でWindows 11 25H2をインストール

BootCampでWindows11 をインストールする方法は、いくつかご紹介させていただいていますが、Windows11 25H2がリリースされてBootCampアシスタントでのインストール方法が使用できないので、インストール方法をご紹介いたします。
Boot Camp アシスタントでインストールが出来ない
Windows ISOファイルが大きすぎます。

これまでご紹介した方法で、Boot Campアシスタントでインストールをしようとすると"Windows ISOファイルが大きすぎます。"と出てきてインストールが出来なくなります。
「Boot Campアシスタントでは、Windows 10のISOファイルとBoot Campサポートソフトウェアが格納される10 GBのインストーラーパーティションが作成されます。指定されたISOファイルが大きすぎて、このインストーラーパーティションに収まりません。」
Boot Campサポートソフトウェアが、約2.6GBあります。Windows 24H2 のインストーラーは、約5.6GBでしたので、この10GBに収まっていたのですが、Windows 25H2は、約7.5GBありますのでオーバーしてしまうのかと思われます。
Boot Camp でWindows 11 25H2をインストール方法
ここでは、Boot Campアシスタントを使用ぜずにインストールする方法をご紹介いたします。
Macでの事前準備
USBインストーラーの作成
予め、USBインストーラーは下記を参考に準備しておいてください。
※Windows 25H2のダウンロード、Rufus (ルーファス) などでのUSBメモリ作成(TPM 2.0回避)

Boot CampアシスタントでWindowsサポートソフトウェアをダウンロード
Boot Campアシスタントのメニューから"アクション"のWindowsサポートソフトウェアをダウンロードしてUSBメモリなどに保存します。
後ほどWindows 11インストール後に使用しますので、USBメモリなどのフォーマットはexFATなどにしておきます。

パーティションの作成
Windows 11 インストール用のパーティションを作成します。
ディスクユーティリティを起動して"パーティション作成"を選択します。

+マークをクリックします。

「パーティションの追加」を選択します。

ここでは、100GBの容量を追加します。後ほど削除しますので、名前はそのままで、フォーマットもAPFSで適用します。

パーティション作成を選択します。

100GBのパーティションが作成されました。

USBメモリのWindows 11インストーラーから起動
事前に準備しておいた、Windows 11 25H2のインストーラーから起動します。
起動時にキーボードの「Option」を押して、Windows 11の起動ディスクを選択します。

Windowsセットアップが起動しますので、設定を行います。
言語設定を選択

キーボード設定を選択

セットアップオプションの選択画面で、下の赤枠「セットアップの以前のバージョン」をクリックします。

以前のWindowsセットアップの画面になります。

「プロダクトキーがありません」をクリックします。

インストールするオペレーティングシステムを選択します。ここではWindows 11 Proを選択します。

インストール先を選択します。Macで追加したパーティション 100GBを選択(ここでは93.1GBと表示されます)して「削除」を選択します。

OKをクリックして削除します。

Macで追加したパーティションが割り当てられていない領域になります。
インストール先として選択、このまま次へをクリックします。

インストールが始まります。

インストールが完了後、設定を進めていき完了です。

Windows 11の設定
Windows 11の起動後、USBメモリなどに準備しておいたBoot Campサポートソフトウェアをインストールします。
Setupをダブルクリックして進めて完了後、再起動します。

再起動後、アプリケーションのApple Software Updateからアップデートを行います。

Windows 11 Pro 25H2がクリーンインストールされました。

Boot Camp でWindows 11 25H2をインストールをご紹介いたしました。
冒頭でも記載しましたが、パーティションの変更を行うため細心の注意が必要です。必ずバックアップを取り、自己責任の上行ってください。
macLab担当マックラボでしたー!!





