MacBook Neo実機レビュー!後悔する5つのデメリットとMacBook Airとの比較【Mac修理専門店が解説】

圧倒的な安さで話題の『MacBook Neo』。気になっているけれど、買って後悔しないか不安…」
「評判やデメリットを調べていると『重さがAirと変わらない』『8GBメモリで足りない』といった声も目にして、購入を迷っていませんか?」
MacBook Neoは、Appleの最新チップ「A18 Pro」を搭載し、発売当初10万円を切る価格を実現した注目のエントリーモデルです。しかし、価格が安い分、いくつかの明確なスペック上の割り切り(コストカット)が存在するのも事実です。
そこで今回、「MacBook Neo」を実際に社内機として購入・導入し、日々の業務でガッツリ使い倒してみました!
この記事では、ネット上の評判やスペック表だけではわからない、「実際の使い心地」「MacBook Airとの重さ・サイズ感のリアルな違い」「8GBメモリの限界」などを、社内での検証データとともに本音でレビューします。
この記事でわかること
- MacBook Neoを買って「後悔する人」と「大満足する人」の決定的な違い
- 購入前に絶対に知っておくべき5つのデメリット・コストカット部分
- 「重さ・持ち運びやすさ」のMacBook Air(M3/M5)とのリアルな比較
- 社内スタッフが1週間実務で使って感じた生の評価・口コミ
- 15万円前後で狙える「型落ちMacBook Air(M4)」という隠れた大本命
「安さに惹かれて買ったけれど失敗した…」と後悔したくない方は、ぜひ購入前の最終チェックとして参考にしてください!
1. なぜ社内機としてMacBook Neoを導入したのか?
まずは、今回MacLabで検証用に導入したMacBook Neoの基本スペックと購入目的をご紹介します。
macLab担当色は、ポップなシトラス(黄色っぽい)を選びました。
- モデル: MacBook Neo(13インチ)
- スペック: Apple A18 Pro / 8GBユニファイドメモリ / 256GB SSD
- 主な使用用途: Web閲覧、文章作成・ブログ執筆、Slack/Zoomなどの社内連絡、画像リサイズ等の軽作業
最新のM5チップを載せたMacBook Airが20万円を超える中、「10万円で買える新しいMacはビジネス現場でどこまで通用するのか?」を検証すべく導入しました。
※現在は、118,000 円~、値上げされています。
2. 【結論】MacBook Neoで「後悔するかもしれない人」「大満足する人」
実際に1ヵ月ほど社内機としてガッツリ使い込んではっきりと分かった、本機の「向き・不向き」の結論は以下の通りです。
後悔するかもしれない人(選んではいけないかもしれない人)
- 外部モニターと外付けSSDを同時に繋いで作業したい人
- 静かで軽い力で打てる「感圧タッチトラックパッド」に慣れている人
- 動画編集や写真の大量処理、タブを数十個開くマルチタスクを行う人
- 4〜5年以上の長期にわたってメイン機として使いたい人
大満足する人(今すぐ買っていい人)
- テキスト作成、Webリサーチ、Office作業が中心のビジネスパーソン・学生
- 「とにかく予算10万〜12万円以内で新品のMacが欲しい」という人
- カフェや出先で使うサブ機・ライティング用マシンを探している人
- 「多少の拡張性の不便はUSBハブでカバーすればOK」と割り切れる人
3. 購入前に!「MacBook Neo」5つのデメリット・割り切りポイント
実機を使い始めてすぐに気づいた、カタログスペック表だけでは見落としがちな「5つの盲点(デメリット)」を本音で解説します。
盲点①:片方が「USB 2.0」(しかも手前配置)という最大の落とし穴
社内機として使い始めて、当たり前だと思っていたUSBポートで「これは盲点…使い勝手が悪い」と痛感したのがUSB-Cポートの規格仕様です。
見た目は同じUSB-Cポートが2つ並んでいるのですが、実は仕様が次のように割り切られています。
- 奥側(メイン): USB 3(5Gbps〜10Gbps / 映像出力・充電・中速データ転送対応)
- 手前側(サブ): USB2.0規格(最大480Mbps / 充電・低速データ転送のみ)
「片方を電源充電用、もう片方をデータ転送用」として使っている分にはまだ許容できます。しかし、「外付けストレージ」と「外部モニター」を同時に繋ぎたいシーンで一気につらくなります。

実際の仕事現場で困る具体例:
1. 外部モニターと外付けSSDの同時接続で詰む
- 外部モニターは映像出力に対応した奥側のポート(USB 3)に繋ぐ必要があります。
- その結果、外付けSSDは手前側のポート(USB 2.0)に繋ぐしかありません。
- USB 2.0の転送速度は最大480Mbps(実効速度は30〜40MB/s程度)しか出ないため、写真や動画、大容量データの読み書き・移動に膨大な時間がかかり、かなりのストレスになります。
手前側のUSB2.0のポートにディスプレイを接続すると...

ディスプレイにはほかのポートを使用とでてきます。

奥側のUSB3のポートにディスプレイを接続する表示します。

2.手前側がUSB 2.0という配置の謎
- デスクで充電するとき、ケーブルが邪魔にならないよう「奥側のポート」に給電ケーブルを挿すのが普通です。
- しかし、奥側に充電器を繋いでしまうと、手前に残るのは「USB 2.0ポート」だけになり、マウスのレシーバーを挿すくらいしか使い道がありません。
結論:快適に使うなら「パススルー充電対応のUSBハブ」が実質必須!
このアンバランスな仕様を克服するには、パススルー充電(Power Delivery)対応のUSB-Cハブが必須になります。本体が安くても、ハブ代(+3,000円〜5,000円程度)の追加コストと、持ち運ぶ小物が1つ増える点には注意が必要です。
macLab担当MacBook 12インチ(USBポートが1つ)の時も、ハブが必須でした。
MacBook Neo おすすめアクセサリー / ハブ

Anker 332 USB-C ハブ (5-in-1) ブルー
- USB-C (PD-IN):Max100W入力 / PC充電Max85W出力
- USB-C (データ):Max5Gbps / Max5V/1.5A出力
- USB-A × 2:Max5Gbps / Max5V/0.9A出力
- HDMI:Max4K@30Hz(3840×2160)
- SDカード:Max104MB/s (SD 3.0)
盲点②:トラックパッドが感圧タッチではなく「メカニカル式(機械式)」の違和感
実際に触ってみて即座に気づいたのが、トラックパッドの押し心地(クリック感)です。
現在のMacBook AirやProに搭載されている「感圧タッチトラックパッド(Taptic Engineによる振動フィードバック)」ではなく、MacBook Neoは物理的にカチッと押し込む「メカニカル式(機械式)」が採用されています。
- マルチタッチ・ジェスチャー操作: スワイプやピンチイン/アウトなどは問題なくスムーズに対応
- クリック感: ひと昔前のMacBookやスタンダードなWindowsノートPCのような「しっかり深く押し込む」タイプ

macLab担当トラックパッドは、なれると気にならなくなりました。
盲点③:MagSafe 3非対応で「充電の使い勝手と安心感」がない
実際に毎日使う上で大きな差になるのが「MagSafe 3充電ポートの有無」です。

- MacBook Air(M4/M5): MagSafe 3ポート搭載(マグネット式充電)
- MacBook Neo: MagSafe非対応(USB-Cポートから給電)
充電ケーブルを近づけるだけでカチッと繋がるMagSafe 3は、取り回しが楽なだけでなく、「万が一ケーブルに足を引っ掛けても、端子だけが外れて本体の落下・破損を防げる」という大きなメリットがあります。
また、充電専用のポートがないため、貴重なUSB-Cポートを1つ潰さざるを得ないのもNeoの弱点です。
macLab担当実は、個人的にはココが結構ポイントでした。
MagSafe 急速充電のありがたみ。
盲点④:Wi-Fi 6E止まり。数年後の「Wi-Fi 7時代」に向けた将来性の疑問
上位モデルであるMacBook Air(M5)が次世代規格「Wi-Fi 7」に対応しているのに対し、MacBook Neoは「Wi-Fi 6E」にとどまっています。
近年のWi-Fi規格の普及スピードや、オフィス・カフェなどの通信環境のアップデート速度は劇的です。
Wi-Fi 7の目玉である「MLO(マルチリンク・オペレーション)」は、複数の周波数帯を同時に使って通信するため、人が多く混雑した場所でも通信が途切れにくく極めて安定します。
3〜5年と長く使うつもりで購入した場合、数年後には「周りのPCはWi-Fi 7で爆速・安定なのに、Neoだけ通信が遅い・途切れやすい」という事態が起きかねません。長期利用を考えるなら慎重になるべきポイントです。
盲点⑤:8GBメモリ固定とTouch ID非搭載(256GBモデル)
- 8GBメモリ固定: A18 Proチップ自体の処理能力は高いものの、メモリは8GBからカスタマイズ不可。Google Chromeでタブを20個以上開きながらSlackやZoomを同時に動かすと、スワップが発生して動作が重くなるシーンがあります。
- Touch ID非搭載(256GB): 最安構成の256GBモデルはキーボードに指紋認証(Touch ID)がなく、スリープ解除やパスワード入力時に毎回パスコードを手入力する必要があります。
4. 「重さ」の比較:MacBook Airとの違いはあるのか?
「昔の12インチMacBookのように超軽量なのでは?」と期待されがちな重さですが、結論から言うとMacBook Airとほぼ変わりません。
| モデル | 重量 | 厚み |
| MacBook Neo | 1.23 kg | 1.27 cm |
| MacBook Air 13インチ (M3/M5) | 1.24 kg | 1.13 cm |
重量差はわずか10g。「軽さを理由にMacBook Neoを選ぶ」というのはメリットになり得ないため、持ち運びやすさ重視の方もAirと同等と考えておくのが正解です。
見た感じMacBook Airの方が大きいのですが、持った感じなぜかMacBook Airの方が軽く感じるのは厚みのせい?

MacBook Neoに厚みは感じます。

5. 価格とライバル比較:最新Air(M5)・型落ちAir(M4)・Neoのどれを選ぶべき?
ここで、2026年9月現在の実売価格を踏まえた比較を行ってみましょう。
Apple公式&市場価格の比較(2026年9月現在)
- MacBook Neo 13インチ(A18 Pro / 8GB / 256GB)
Apple Store価格:119,800円(税込)
- 【型落ち】MacBook Air 13インチ(M4 Early 2025 / 16GB / 256GB)
ショップ・実売価格:150,000円前後(税込)(差額:+約3万円)
- 【最新】MacBook Air 13インチ(M5 / 16GB / 512GB)
Apple Store価格:224,800円(税込)(差額:+約10.5万円)
| MacBook Neo | MacBook Air (13/M4) | MacBook Air (13/M5) | |
| ※Apple公式 | ※型落ち・販売店価格 | ※Apple公式 | |
| 参考価格(税込) | 119,800円〜 | 151,800円〜 | 224,800円〜 |
| 搭載チップ | A18 Pro | M4 | M5 |
| 標準メモリ | 8GB(固定) | 16GB〜 | 16GB〜 |
| ポート仕様 | USB 3 / USB 2.0 | Thunderbolt 4 × 2 | Thunderbolt 4 × 2 |
| 充電方式 | USB-C給電 | MagSafe 3 | MagSafe 3 |
| 通信規格 | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 7 |
| トラックパッド | メカニカル(機械式) | 感圧タッチ | 感圧タッチ |
| Touch ID | 256GB非搭載 / 512GB搭載 | 標準搭載 | 標準搭載 |
| 重量 | 1.23 kg | 1.24 kg | 1.24 kg |
【考察】実は最大のライバル?「型落ちMacBook Air(M4)」という第3の選択肢

最新のMacBook Air M5(224,800円)とMacBook Neo(119,800円)を比べると、価格差は10.5万円(ほぼ2倍)あります。
「さすがに22万円は高すぎる…」という方にとって、今最もおすすめなのがショップ等で15万円前後で購入できる「型落ちのMacBook Air(M4)」です。
MacBook Neoに+3~4万円前後を出すだけで、以下のメリットがすべて手に入ります。
- メモリ16GB標準搭載でマルチタスクが安心
- Thunderbolt 4ポート×2(USB 2.0の制限なし、超高速データ転送)
- MagSafe 3充電ポート搭載
- 感圧タッチトラックパッド&Touch ID標準搭載
「Neoだと安すぎて心配だけど、最新Airは高すぎる」という方にとって、15万円前後の型落ちAir(M4)は最も失敗のない『隠れた大本命』になります。
【結論】用途と予算で選ぶ「あなたにピッタリの1台」
- とにかく予算重視・軽作業中心なら ➔ 『MacBook Neo』
定価119,800円(税込)という圧倒的な手頃さが最大の特徴です。Web検索、書類作成、メールやチャットなどの軽作業が中心で、「拡張ハブを併用する割り切り」ができる方には非常にコスパの高い1台です。 - 実用性とコスパを両立したい大本命 ➔ 『MacBook Air (M4)』
実売15万円台で標準16GBメモリ、Thunderbolt 4×2、MagSafe 3、感圧タッチトラックパッドが揃う型落ちモデル。Neoとの価格差(約3万円)以上の快適性と機能性が手に入るため、失敗したくない方に一番おすすめの選択肢です。 - 最新機能と将来性を最重視するなら ➔ 『MacBook Air (M5)』
最新のM5チップによるパワフルな処理能力や次世代規格「Wi-Fi 7」への対応など、長期間にわたってメイン機として快適に使いたい方は最新のAirがベストです。
6. まとめ:MacBook Neoは「買い」なのか?
最後に、MacBook Neoの評価をまとめます。
- 割り切りさえできれば「119,800円」のコスパは圧倒的
テキスト作成やWeb閲覧などのライトワーク中心であれば、A18 Proチップの動作は極めて快適です。 - ただし「周辺機器の買い足し」や「使い勝手の制限」は理解しておくこと
パススルー充電対応のUSBハブ(約5,000円)を用意し、メカニカル式トラックパッドやWi-Fi 6E止まりの仕様に納得できるなら、社内機やサブ機として最高の選択肢になります。
macLab担当以上、MacLabでしたー!!









