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古いMacにmacOS Sequoiaをインストール

古いMacにmacOS 15 Sequoiaをインストール
この記事は

これまでも古めのMacに、OpenCore Legacy Patcherを使用した最新OSをインストールする記事をご紹介してきました。
OpenCore Legacy Patcherもバージョンが2.2になっていましたので、macOS 15 Sequoiaをインストールしてみました。

既にいろんなサイトにて、インストール方法・トラブルシューティングなどが詳しくご紹介されていますので併せてご覧いただければと思います。

古いMacにmacOS 13 Venturaをインストール

古いMacにmacOS 14 Sonomaをインストール

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OpenCore Legacy Patcherとは

OpenCore Legacy Patcherとは、サポート対象外の古いMacに新しいOSをインストールできるようにするオープンソースユーティリティです。注意点としては、オープンソースのユーティリティでOSが実行されますので、機能的な不具合が出る可能性があるということを念頭において導入すべきであると思います。

OpenCore Legacy Patcherについての詳しくは、他の方も多く記事にされていますのでご参照くださいませ。

OpenCore Legacy Patcherはオープンソースユーティリティですので、インストールをされる際は、くれぐれも自己責任の上行って下さい。

OpenCore Legacy Patcher でmacOS 15 Sequoiaが動作するモデル

機種年代機種 ID
MacBook 12/13-inch2008年~2019年モデルMacBook 5,x - 10,1
MacBook Air 11/13-inch2009年~2017年モデルMacBookAir 2,1 - 7,x
MacBook Pro 13~17-inch2008年~2017年モデルMacBookPro 4,1 - 14,x
Mac mini2009年~2017年モデルMacmini 3,1 - 7,1
iMac 20~27-inch2007年~2018年モデルiMac 7,1 - 18,x
Mac Pro2008年~2013年モデルMacPro 3,1 - 6,1

上記モデルにインストールが可能となっているようですが、最低限Metal対応GPUが搭載されたMacでないと、かなり不具合が予想されます。
Metal対応GPUが搭載されたMacは概ね2012年以降のモデルとなります。

【参考資料】

今回インストールした機器情報

MacBook Pro 13-inch Mid 2012

DVDドライブ内蔵、2.5-inch SSD、メモリ拡張が可能なLaptopモデル。最終インストール可能なOSは、10.15.7 (Catalina)となります。

MacBook Proスペック

主要スペック

  • Intel Core i5 2.5GHz
  • 16GB DDR3 1600 (8GBx2)
  • 120GB SSD (HDDより換装)
  • Intel HD Graphics 4000
  • OS 10.15.7 (Catalina)

インストール前の準備

OpenCore Legacy Patcher が動作する機器

  • 2012年モデル以降の機種にインストールすることをお勧めします。
    2012年以前のモデルではUSB2.0のため、インストールにかなり時間がかかります。
    また、Metal(API)の対応もおおむね2012年以降です。
  • HDD搭載のものは、SSDへ換装しましょう。
    HDDでは、かなり動作が遅くなりますので、SSDへの換装が必須と言えるでしょう。
    メモリも4GBよりは、断然8GB以上あった方がいいと思います。
  • ファームウェアアップデートを行っておきましょう。
    これは、お持ちのMacのインストールできる最終バージョンまでアップしておけば大丈夫です。

機器のデータバックアップ

  • フォーマット、インストールの失敗も考慮してデータのバックアップは必ずお取りください。
    Time Machineなどでバックアップすることで、元の状態に戻すことが可能です。

USBメモリ

Sequoiaでは、OSインストーラー用の32GB以上のUSBメモリが必要となります。USB3.0のものを準備しましょう。

お勧めのUSBメモリをご紹介

BUFFALO USB3.2(Gen1)TypeC-A対応USBメモリ

  • USB Type CとType Aに対応しているので使い勝手がいい
  • 小さくて軽量で持ち運びに便利
    ※なくさないように注意(ストラップホールがついてます)
  • さわりごごちがいい(シリコン素材です)
  • 安いし、かわいらしい(全色ほしくなります)

OSインストール先の作成

ディスクユーティリティで、あらかじめSequoiaをインストールするボリュームを追加作成しておきます。
※ここでは、"Sequoia"としました。

APFS追加ボリュームを作成

OpenCore Legacy Patcherのインストール

OpenCore Legacy Patcherをダウンロード

下記よりサイトより、OpenCore-Legacy-Patcherの最新版をダウンロードします。
※2024年12月 現在 最新版 2.2.0

下にスクロールして「Assets」より「OpenCore-Patcher.pkg」をクリックしてダウンロードします。

OpenCore Legacy Patcher.pkg

OpenCore-Patcher.pkgをインストール

ダウンロードしておいた「OpenCore-Patcher.pkg」をダブルクリックしてインストールしていきます。

OCLPのインストール
OCLPのインストールを進める

OpenCore-Patcherを起動

アプリケーションの中にあるOpenCore-Patcherを起動します。

アプリケーションの中のOpenCore-Patcherを起動

Build and Install OpenCoreを選択します。

Build and Install OpenCore

Install to diskを選択します。

Install to disk

インストール先のディスクを選択します。

インストール先を選択
EFIボリュームを選択

Rebootを選択して再起動します。
再起動することで、macOS 15 Sequoiaをインストール後にPatchが自動的にあたります。

リブート

「Option」キーを押しながら起動します。

キーボードoptionキー

EFI Bootを選択します。

EFIブートから起動

controlキーを押しながらreturn(確定)キーを押して起動します。
※controlキーを押すと、上矢印が、回転矢印に変わります。継続してこちら(OpenCore Legacy Patcher)から起動することになります。

コントロールキーを押しながら起動

Catalinaより起動します。

catalinaから起動

インストーラーの作成

アプリケーションの中にあるOpenCore-Patcherを起動、Create macOS Installerを選択します。

OpenCore-Patcherを起動します。Create macOS Installerを選択

Download macOS Installerを選択します。

Download macOS Installerを選択します。

macOS Sequoia 15.2を選択、Downloadをクリックします。
※2024年12月現在

macOS Sequoiaを選択

ダウンロードが開始されます。

Downloadが開始

Create macOS Installer? Yesをクリックします。

Create macOS Installer

準備しておいたUSBメモリを選択します。

USBボリュームを選択

消去しても本当にいいかと確認 Yesをクリックします。

Confirmation

USBに書き込みが開始され、インストーラーが作成されます。

インストーラーの作成中

デスクトップ上にインストーラーが作成されました。

このメモリにOpenCoreをインストールしますか?と聞かれます。Yesをクリックして、インストール先をUSBメモリにすることでUSBメモリから起動できるようになります。

インストーラーが完成
インストール先の選択

USBメモリを選択します。

USBを選択
EFIを選択

Option起動時にアイコンが追加されます。

EFIBootアイコン

【参考資料】

macOS 15 Sequoiaのインストール

作成したUSBを差し込み、Optionを押しながら起動、EFIBoot(左側)を選択します。


Install macOS Sequoiaを選択して起動します。

Install macOS Sequoiaを選択して起動

macOS Sequoiaインストールを選択

macOS Sequoiaインストールを選択

インストール先を選択します。
ここでは、あらかじめ作成しておいた "Sequoia" を選択してインストールを進めます。

インストール先の選択

インストールが完了、設定を進めていきます。

国または地域を選択

インストールが完了しました。

起動完了

後記

OpenCore Legacy Patcherを使用した、macOS 15 Sequoiaのインストールをご紹介いたしました。
この機種位では、かなり"モッサリ"と動く印象です。日常的に使用するのはちょっと辛いかなっと個人的には感じました。ブラウズくらいなら大丈夫かな?

OpenCore Legacy Patcherはオープンソースユーティリティですので、インストールをされる際は、くれぐれも自己責任の上行って下さい。

macLab担当

以上、MacLabでしたー!!

古いMacにmacOS 15 Sequoiaをインストール

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