OpenCore Legacy PatcherでSonomaをインストール時の不具合
OpenCore Legacy Patcher 1.5で、macOS 14 Sonomaをインストール後、Wi-Fiにつながらない、画面が真っ白のままというお問い合わせがありましたので、回避方法を下記記事にいたしました。
古いMacにmacOS Venturaをインストール
OpenCore Legacy Patcher Sonoma 14.4 アップデート後に起動できない
OpenCore Legacy PatcherでSonomaをインストール時の不具合
テスト機材
主要スペック
- Intel Core i7 2.9GHz
- 16GB DDR3 1600 (8GBx2)
- 480GB SSD (HDDより換装)
- Intel HD Graphics 4000
- OS 10.15.7 (Catalina)
OpenCore Legacy PatcherでSonomaをインストール時の不具合
画面が真っ白の状態でWi-Fiもつながりません。
※この状態は、OpenCore Legacy PatcherのRoot Patchがあたっていないためと思われます。
回避方法
OpenCore Legacy Patcherをインストールします。
下記より「OpenCore-Patcher.pkg」をダウンロード、デスクトップなどに保存します。
※Wi-Fiが使用できないので、有線接続、ネットワークアダプタを使用するか、別の機器からUSBメモリなどに保存します。
「OpenCore-Patcher.pkg」でOpenCore Legacy Patcherをインストールします。
「アプリケーション」から「OpenCore Legacy Patcher」を起動します。
「Post-Install Root Patch」をクリックします。
※違うバージョンの「OpenCore Legacy Patcher」が入っている場合、念のため「Build and Install OpenCore」も再度行った方がいいのかもしれません。
「Start Root Patching」をクリックします。
「OK」をクリックして進めていきます。
「Reboot」します。
再起動後、デスクトップ及びWi-Fiも復帰しました。
OpenCore Legacy Patcherは、OSのバージョン、リリースVerなどにより不具合もでてきますね。あくまでもオープンソースユーティリティですので、自己責任の上で行ってくださいませ。
OpenCore Legacy PatcherでSonomaをインストール時の不具合をご紹介いたしました。
以上、macLabでしたー !!