MENU
MacOS 一覧
シリアルナンバー確認
maclab 機種別 対応OS一覧 ノートモデル Intelモデル
モデル一覧 ノート Intel
maclab 機種別 対応OS一覧 ノートモデル AppleSiliconモデル
モデル一覧 ノート M1~
モデル一覧 デスクトップ Intel
モデル一覧 デスクトップ M1~

VMware Fusion Pro 25H2 で 古いMac OSをインストール

この記事は...

前回、VMware Fusion 25H2でWindows 11 のインストールはご紹介いたしました。今回は、Intel MacにVMware Fusion 25H2をインストールして、古いMac OSをインストールする方法をご紹介いたします。

VMware Fusion 25H2 リリース ノート

index

VMware Fusion Pro 25H2 で 古いMac OSをインストール

古いOSから起動出来れば、過去の古い保存データを開いたり、アプリを起動することが可能になります。VMware Fusion Proを使用することで、古いMac OSのインストールが可能です。

今回は、iMac 27インチ、2017年モデル (macOS 13 Ventura)を使用して、VMware Fusion ProにMac OS X Lion 10.7をインストールする方法をご紹介いたします。

インストールの準備

VMwareの登録・ダウンロード

下記サイトを参考にVMwareの登録・ダウンロードを行ってください。

下記サイトを参考にVMwareのダウンロード・インストールを行ってください。

Mistのダウンロード

Mac OSのインストーラーのダウンロードにはMistを使用します。

Mistについて

下記URLより、Assetsの".dmg"か.pkg"をダウンロードしてインストールをします。

Mistのダウンロード

MistでMac OSのダウンロード

Mistをインストール後、Mac OSをダウンロードします。

今回は、Mac OS X Lion 10.7.5をダウンロードします。

Mac OS X Lionのダウンロード

macOS installer not compatible!(互換性がありません)とでてきますが、「Continue」をクリック

macOS installer not compatible!

保存先を選択、"Select Export Types"では、"ISO"にチェックを入れて「Save」します。

保存先を選択

VMware Fusion Proの仮想マシンの作成・設定

仮想マシンの作成

VMware Fusion Proを起動、"インストール方法を選択”では、”カスタム仮想マシン作成”を選択して続けるをクリック

インストール方法の選択

オペレーティングシステムの選択では、"Apple macOS"の中から"Mac OS X 10.7"を選択して続けるをクリック

オペレーティングシステムの選択

オペレーティングシステムの選択では、新しい仮想ディスクを作成、続けるをクリック

仮想ディスクを選択

仮想マシンの構成は完了ですが、「設定のカスタマイズ」をクリックします。

仮想マシンの構成が完了しました。

一旦、構成を作成した仮想マシンを保存します。

仮想マシンの保存

仮想マシンの設定

仮想マシンの設定を行います。

プロセッサとメモリをクリック

仮想マシンの設定

”プロセッサ”を"2個のプロセッサ”、メモリを"4096"に変更しました。

動作の具合をみて後ほど変更も可能です。

プロセッサとメモリ

CD/DVDをクリックします。

仮想マシンの設定

"CD/DVD ドライブを接続"にチェックを入れ、先程Mistでダウンロードした".isoファイル"を選択します。

※ここで、".iso"ファイルを選択しておかないとインストーラーが起動しません。

CD/DVDの設定

10.10~以降のOSをインストールする場合、設定のUSBを2.0へ変更しないと、インストール時にカーソルが動作しませんのでご注意ください。

Mac OS X Lion 10.7.5のインストール・設定

Mac OS X Lion 10.7.5のインストール

スタート」を押すことで、Mac OS X Lionのインストーラーから起動します。

10.7.5の起動

言語を選択して続けます。

10.7.5をインストール

Mac OS Xを再インストールをクリックして続けます。

仮想マシンの構成で、HDDは既に"HFS拡張(ジャーナリング)”でフォーマットされています。
10.13.6以降のOSをインストールしたい場合は、ディスクユーティリティにて"APFS"でフォーマットする必要があります。

Mac OS X ユーティリティ

インストールを続けます。

インストールを続ける

インストール先を選択します。

仮想マシンの構成で作成された"Macintosh HD"になります。

インストール先を選択

インストールが進みます。

Mac OS のインストール中

インストール完了後に設定していきます。

インストール完了後の設定

インストールが完了しました。

OSのインストールが完了

VMware Toolsのインストール

VMware Toolsのインストールを行います。

VMwareのメニューから"仮想マシン”、”VMware Toolsのインストール”を選択します。

VMware Toolsのインストール

直接インストールできなくなっているため、表示されているURLをコピーしてダウンロードします。

https://packages-prod.broadcom.com/tools/frozen/darwin/darwinPre15.iso

ダウンロードは、ホスト側のOS(ここでは、macOS Ventura)からダウンロードします。

VMware ToolsのダウンロードURL

VMwareのメニューから”仮想マシン”、"ディスクイまたはメージを選択”でダウンロードした"darwinPre15.iso"を選択します。

ディスクイメージを選択
ディスクイメージを選択

VMwareのメニューから”仮想マシン”、”CD/DVDを接続”を選択します。

CD/DVDを接続

Mac OS Lion 10.7.5のメニュー ”Finder"から"環境設定”を選択して、CD、DVDなどにチェックを入れます。

Finder 環境設定

VMware Toolsのインストールを行います。

VMware Tools

VMware Toolsのインストール、完了後再起動します。

VMware Tools
インストール先の選択
インストールの完了

再起動後、各種設定などが可能になります。

インストールの完了
10.7.5詳細

Adobe CS5をインストールしてみました。データ確認などでは使用可能かと思います。

Adobe CS5のインストール

ホストOS (macOS 13 Ventura)との共有も可能です。

ホストOS (macOS 13 Ventura)のデスクトップをLion 10.7と共有させています。

共有設定

もちろん、双方向でドラッグ&ドロップも可能です

ファイルを双方向で移動
最後に

Intel MacにVMware Fusion 25H2をインストールして、古いMac OSをインストール方法をご紹介いたしました。

macLab担当

以上、macLabでしたー !!

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
index