VMware Fusion Pro 25H2 で Windows11をインストール

2025年10月14日、Broadcomより「VMware Workstation 25H2 」「VMware Fusion 25H2」がリリースされました。リリース間の一貫性を確保するため、これまでのバージョン表記は廃止され、年(2025)と半期(H2)を表す新しい命名形式「25H2」が採用されました。
VMware Fusion Pro 25H2 で 古いMac OSを インストール

VMware Fusion 25H2 リリース ノート
VMware Fusion Pro 25H2 システム要件
- ホストOSは「macOS 15 Sequoia」以降 (macOS Tahoe対応)
- メモリの最小値は 8 GB です。複数の仮想マシンを実行する場合は 16 GB 以上を推奨します。
- Fusion Pro 用に 1.5 GB のディスク空き容量、仮想マシン 1 台につき 5 GB 以上のディスク空き容量。
happy.macmacOS 13 Venturaでもインストールは可能でした
VMware Fusion Pro 25H2 新機能
dictTool(Workstation&Fusion)
VMware 構成ファイル (.vmx、環境設定) を検査および編集できる新しいコマンドラインユーティリティ。さまざまなカスタマイズが可能になります。
USB 3.2 サポート (Workstation&Fusion)
データ転送が高速化し、最新の USB デバイスとの互換性が向上します。
ハードウェア バージョン 22 (Workstation&Fusion)
仮想マシン (VM) が最新のハードウェア機能を活用して、パフォーマンスと互換性を向上できるようにします。
新ゲストOS
RHEL 10、Fedora 42、openSUSE Leap 16.0 RC、Debian 13、Oracle Linux 10、VMware ESX 9.0、macOS Tahoe(Fusion: Intelのみ)
VMware Fusion 13.5 M2 MacとWindows11のファイル共有
VMwareの登録・ダウンロード
下記サイトを参考に登録・ダウンロードを行ってください。

登録後、Broadcom VMware Fusionサイトより、”VMware Fusion 25H2”を選択します。

Releaseより、”25H2”を選択します。

"I agree to the Terms and Conditions"にチェックを入れるために、青字の”Terms and Conditions”の部分をクリックします。

チェックを入れて、ダウンロードボタンをクリックします。

"Prior to downloading this,additional verification is required.Proceed ?" (ダウンロード前に追加の確認が必要、続行しますか?)Yesをクリックします。

"Trade Compliance and Download Conditions" 住所などの情報を入力、"I Agree"にチェックを入れ、Submitをクリックします。

再度ダウンロードボタンをクリックすることで、ダウンロードが開始されます。

M4 MacにVMwareのインストール
ダウンロードした「VMware-Fusion-25H2-universal.dmg」ファイルを開き、「VMware Fusion」をダブルクリックしてインストールします。
M4 MacBook Air /macOS Tahoeへインストールしていきます。



アクセシビリティよりアプリケーションの許可を行います。



Windows 11のダウンロード
「MicrosoftからWindowsを取得」選択して続けるをクリックします。

Windowsのダウンロードとインストール全般情報が表示されますので、続けるをクリックします。

「Windows Edition」と「Language」を選択して「Windowsのダウンロード」、続けるをクリックします。

ダウンロードが始まります。

ダウンロードが完了しましたので、続けるをクリックします。

仮想マシンの構成
ファームウェア タイプを選択します。
UEFI(UEFIセキュアブート)にチェックを入れます。

暗号化を選択して、パスワードを作成・入力します(8文字以上)。
この仮想マシンのすべてのファイルの暗号化と必要なファイルのみの暗号化を選択できます。
必要なファイルのみの暗号化はすべてを暗号化せずに重要部分のみ暗号化する技術です。高速で、リソース消費もすくないのでこちらを選択します。
「macOS キーチェーンのパスワードを記憶」にチェックを入れます。
キーチェーンへパスワードが保存されます。

仮想ディスクを選択
新しい仮想ディスクを作成を選択して続けるをクリックします。

仮想マシンの構成が完了しましたので、終了をクリックします。
設定のカスタマイズから、容量・メモリなどが変更可能です。(後から変更も可能)

仮想マシンを保存します。

Windowsのインストール
Windowsのインストールを始めるために真ん中の「スタート」をクリックします。

「Press any key to boot from CD or DVD..」がでてきたら、Enterかどこかをクリックします。

結構時間がタイトなので、Time outになることがあります。

Time outした場合、いったんメニューの「仮想マシン」から「シャットダウン」して、再度「Press any key to boot from CD or DVD..」の画面に戻ります。

うまくいけば、Windowがでてきます。

Windowsセットアップの画面になりますので、選択して次へをクリックします。



Windowsのライセンス認証は後で行えますので「プロダクトキーがありません」を選択して次へ進めます。

オペレーティングシステムを選択します。ここでは、「Windows 11 Pro」を選択して次へ進めます。

ドライブを選択して、そのまま次へ進めます。

インストールをクリックすることでインストールが進みます。


Windows 11 の設定
Windowsの設定画面となりますので、設定情報を入力していくとインストール完了となります。

Windows 11が起動しました。

VMware Toolsのインストール
メニューの「仮想マシン」から「VMware Toolsのインストール」を選択します。


再起動することでVMware Toolsのインストールが完了します。

VMware Toolsがインストールされ、完了となります。

インストールされたWindows11 のバージョンが、25H2となっています。

VMware Fusion Pro 25H2 で Windows11をインストールをご紹介いたしました。
macLab担当以上、macLabでしたー !!





