OpenCore Legacy Patcher OSインストール後に解像度の変更ができない

OpenCore Legacy Patcher 2.4で、macOS 13 Venturaをインストール後、画面の解像度が変わらないとのお問い合わせがありましたので、回避方法を下記記事にいたしました。
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OpenCore Legacy PatcherでVenturaをインストール時の不具合
テスト機材
MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015)
- Intel Core i5 2.7GHz
- 8GB DDR3 1867 MHz
- 256GB SSD
- Intel Iris Graphics 6100 1536 MB
- OS 10.15.7 (Catalina)
OpenCore Legacy PatcherでVenturaインストール後の解像度が変わらない
Venturaをインストール後、システム設定のディスプレイを見ると「Unknown Display」となっており解像度の変更ができません。
この状態では、見ずらさもありますが、非常に"モッサリ"と動作します。
※この状態は、OpenCore Legacy PatcherのRoot Patchがあたっていないためと思われます。
回避方法
OpenCore Legacy Patcherをインストールします。
下記より「OpenCore-Patcher.pkg」をダウンロード、デスクトップなどに保存します。
「OpenCore-Patcher.pkg」でOpenCore Legacy Patcherをインストールします。(入れ直し)
インストールが完了したら「アプリケーション」から「OpenCore Legacy Patcher」を起動します。
実体は HD / ライブラリ / Application Support / Dortania の中にあります。
「Post-Install Root Patch」をクリックします。
※念のため「Build and Install OpenCore」も再度行った方がいいのかもしれません。
「Start Root Patching」をクリックします。
Root Patchが進みます。
「システム機能拡張がアップデートされました」とでてくれば成功です。
「Reboot」します。
再起動後、解像度の変更も可能となりました。
OpenCore Legacy Patcherは、OSのバージョン、リリースVerなどにより不具合もあります。あくまでもオープンソースユーティリティですので、自己責任の上で行ってくださいませ。
OpenCore Legacy Patcherの解像度が変わらない不具合をご紹介いたしました。
以上、macLabでしたー !!