OpenCore Legacy Patcher Sonoma 14.4 アップデート後に起動できない
OpenCore Legacy Patcherで構築したmacOS 14 Sonomaの14.4 アップデート後に不具合、OpenCore Legacy Patcherアップデート後に起動できなくなったというお問い合わせがありました。アップデート自体は、クリックしていくと進んでいくのですが、”流れ”でポチポチしていくと起動しなくなることを確認できましたので、手順などを備忘録として記事にいたしました。
MacBook Pro 15-inch Late 2013
- Intel Core i7 2GHz クアッドコア
- 8GB 1600MHz DDR3
- 512GB SSD
- OS : macOS 14.3.1 Sonoma
OpenCore Legacy PatcherでmacOS Sonomaなどをインストールした場合は、アップデート時などは "注意"が必要ですよー!!
macOS Sonoma 14.4へのアップデート
macOS 14 Sonomaの14.4がリリースされ、アップデートが即されます。OpenCore Legacy Patcherは、1.3からアップデートを行わないままの状況です。
14.4へのアップデート後、Sonoma Defaultの背景画像も真っ白になりました。
Wi-Fiも接続できなくなりました。
OpenCore Legacy Patcher のアップデート
14.4へのアップデート後、Wi-Fiが使用できなくなり有線で接続すると、OpenCore Legacy Patcherが立ち上がり、「OpenCore Legacy Patcherは、Root Patchesなしで動作していることを検知しました」「macOSはOSのインストールやアップデートの際にすべてのルートパッチを消去するので、再インストールする必要があります」とアラートがでてきます。
このまま、OKで進めてしまうと再起動後に起動しなくなりました。(起動中、プログレスバー途中で固まります)
何度かテストしている間に、いきなり下記になることもありました。この場合、このまま進めても大丈夫でした。
アラート通りにアップデートすると、プログレスバー途中で固まってしまいます。
この場合、強制終了します。
セーフブートで起動
OpenCore Legacy PatcherのSonoma選択して起動時に、「Shift」キーを押しながら起動します。
Sonomaの起動アイコンを選択する前に「Shift」キーを押しておくといいですよ。
また、Wi-Fiが使用できないので有線での接続をします。有線ポートがない場合は、アダプタなどを使用してください。
OSが起動できれば、アプリケーションからOpenCore Legacy Patcherを起動します。バージョンが出てきますので、1.4.2をダウンロード・インストールします。
「Yes」
「Install to disk」
インストール先を選択します。
Root Patchを行います。
「Start Root Patching」をクリックします。
「Reboot」をクリックして再起動します。
再起動後、動きも軽快になり、背景画像も表示されます。
Wi-Fiも使用できるようになりました。
OpenCore Legacy PatcherでmacOS Sonomaなどをインストールした場合は、バックアップもしっかりと取っておきたいですね!!
機種ごとに、パターンが違う可能性もありますので、あくまでも「参考」として見ていただければ幸いでございます。
以上、macLabでしたー !!