MacBook Pro の 液晶 コーティング剥がれをキレイにする~その2~
MacBook Pro の 液晶 コーティング剥がれをキレイにする!! 第二弾。この記事は完全に日誌として記述しております。
~その1~はこちらから
コーティング剥がれをキレイに
コーティング剥がれは、MacBook Pro 2012年のRetinaモデルから2015年モデルくらいまでの機種が多いように思います。(MacBookは2017年まで)「ステインゲート問題」と言われて無償交換のプログラム対象もこの辺りの機種となります。
使っていると、慣れもあって「まあ、いいかな」と思ってしまうのですが、シャットダウンしてまじまじ見ると「なんともみっともない」って思っていしまいます。
コーティングを剥がす作業
ディスプレイの中途半端に剝がれてしまったコーティングは、いっそのことすべてコーティングを剥がして、新たに市販のフィルムで施工した方が見やすくなり、見栄えもよくなります。
↓これなんかは、まだましな方ですね。
通常は、アルカリ性の洗剤(Phの値が高いアルカリ電解水)でじっくり拭いていけばコーティングを剥がすことは可能です。
が、しか~し!! どうしてもコーティングが剥がれない部分が、たま~に出てきます。
液晶面には目視できない凹凸があり、コーティング剤が液晶面に膜を張って硬化しています。この硬化したイチ部分が、どうふき取っても剥がれない!!
他の部分は鏡のようにピカピカなのに...。
今回は、このアルカリ性の洗剤では拭き取れないコーティングをキレイにしていきます。
コンパウンド(研磨剤)を使用
ガラス面にコンパウンドを使用すると傷はつきます。ただし目視では見えないような傷であればいいかと思いますので、今回はコンパウンドを使用して残りを除去していきます。
コンパウンドの粒子サイズは3μ(ミクロン)~0.5μのものまでテストしました。
メジャーなピカールで、3μ(4000番相当)くらい
研磨するのは、スポンジ、バフ、クロス、フェルト、ティッシュなどを使用しました。
研磨テストでは、コーティング残りがある液晶を3枚使用して行いました。
8種類ほどコンパウンドを使った結論
あくまでも、一部分のコーティングの残りのみの除去であり全体を研磨はしませんのでポリッシャーは使用しません。粒子が細かすぎると全く落ちる感じがありませんが、3μくらいだと”ザクッ”って感じがしてきます。ただし根気よく磨かなければなりません。最初は柔らかめのフェルト生地で初めて、最後はなぜかティッシュが1番よかったです。
コンパウンド+柔らかめのフェルト生地+ティッシュ
このパターンが1番傷が付かず、剥がれもまあまあ早かったと思います。大事なのは根気でした(涙)
キレイに見えますが、拡大鏡で見てみるとホント少~しだけ磨き傷のような感じで確認はできます。(裸眼ではほぼわかりません)
アンチグレア(反射防止)フィルムを貼りました。もう全く磨き傷は気になりません。
フィルムは、2,000 円 前後くらい
コンパウンドを使用しますので、液晶に傷が入ります。極力入らないようには?とテストをいろいろ行って備忘録として記していますので、参考にされる場合は、くれぐれも自己責任にてお願いいたします。
マック・ラボで施工もおこなっておりますので、お気軽にお問い合わせ下さいませ !!
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