VMware Fusion 13.5で構築、M2 MacにWindows11をインストール

VMware Fusion 13.5で構築、M2 MacにWindows11をインストール
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VMware Fusion 13.5が現地時間 2023年 10月19日にアップデートリースされました。Windows 11においては以前ご紹介した煩雑なインストール方法から「Get Windows」が搭載されたので、ダウンロード、インストール方法までをご紹介いたします。

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VMware Fusion 13.5 について

VMware Fusion 13.5は、日本語含む複数言語リソースを包含する マルチリンガル版のバイナリーパッケージとなっており、x86-64、ARM64で実行可能な「Universal 2 Binary」となっています。

Get Windowsを搭載

従来のインストールの煩雑な作業(ARM版 Windows 11のダウンロードなど)が無くなります。Windows OSのダウンロードだけではなく、インストール、各サポートドライバーの自動追加など。かなり扱いやすくなりました。

DirectX 11をサポート

Apple siliconでの「Windows 11」においてDirectX 11 3Dグラフィックスがフルサポートされ、ユーザーインターフェイスのレスポンスが大幅に向上されます。

VMware Toolsの機能強化

MacホストとWindowsゲスト間でのファイルのドラッグ&ドロップ、クリップボードのコピー&ペーストの高速化、ウィンドウのリサイズなどがサポートされました。

macOS 14 Sonomaに対応

インストールできるホストOSは「macOS 12 Monterey」以降となります。

ゲストOSのサポートも「macOS 12 Monterey」〜「macOS 14 Sonoma」となります。
(2023年10月現在)

happy.mac

これは是非、インストールしないと !!

UTMで M2 MacにWindows11 をインストール

UTMで M1・M2 Macに Windows10 をインストール

VMware Fusionには、「Fusion Player 」「Fusion Pro」がありますが、「Fusion Player」は個人での使用に限り無償で使用することが可能です。(非商用)

VMware Fusion Pro

VMware Fusion Pro : 個人及び商用利用向けの有料ライセンス。VMware公式のオンラインストア及び認定リセラー・パートナーから購入

VMware Fusion Player 

デュアルライセンスであり個人用、商用利用のオプションがあります。

VMwareの登録

VMware Fusion 13 のサイトへアクセスします。

今回は、Fusion 13 Player 個人利用ライセンスを使用します。

VMware Fusion 13トップページ

アカウントの作成

「Create an Account」をクリックしてアカウントを作成します。

Create an Account

アカウントユーザー情報を入力します。

Register

各項目にチェックして「REGISTER」をクリックします。

REGISTER

Activation画面となりますので、登録したメールアドレスに届いた数字を入力します。

Activate your profile
Account Activation

Profileが有効化されましたので、VMwareカスタマーコネクトに進みます。「CONTINUE TO VMWARE CUSTOMER CONNECT」をクリックします。

Profile Activated

ライセンスの確認・ダウンロード

先程アカウントを作成しましたので、「I Have an Account」をクリックします。

I Have an Account

アカウントID(Mailアドレス)とパスワードを入力してログインします。

Welcome to Customer Connect

License Informationの「LICENSE KEYS」が表示されていますので、メモしておきます。

※このライセンスキーがインストール時に必要になります。

Download Packagesの「VMware Fusion 13.5.0」をダウンロードします。

License Infomation

インストール

インストールした機材

mac スペック

MacBook Pro 13-inch M2 2022

  • Apple M2チップ 8コアCPU/10コアGPU
  • 8GBユニファイドメモリ
  • 256GB SSD
  • OS : macOS 13 Ventura (13.6)

VMwareのインストール

ダウンロードした「VMware Fusion 13.5.0.dmg」ファイルを開き、「VMware Fusion」をダブルクリックしてインストールします。

VMware Fusion インストール

VMware Fusion 13のライセンスキーを入力します。

※License Informationで表示されていたライセンスキーとなります。


ライセンスキーの入力

Windows 11のダウンロード

「MicrosoftからWindowsを取得」選択して続けるをクリックします。

インストール方法を選択

Windowsのダウンロードとインストール全般情報が表示されますので、続けるをクリックします。

Windowsnoダウンロード

「Windows Edition」「Language」を選択して「Windowsのダウンロード」、続けるをクリックします。

Windows11のダウンロード

ダウンロードが始まります。

ダウンロード開始

ダウンロードが完了しましたので、続けるをクリックします。

ダウンロードが完了しましたので、続ける

仮想マシンの構成

ファームウェア タイプを選択します。

UEFI(UEFIセキュアブート)にチェックを入れます。

ファームウェアタイプを選択

暗号化を選択して、パスワードを作成・入力します(8文字以上)。

Full Encryption(完全に暗号化)とPartial Encryption(部分的にに暗号化)を選択できます。

Partial Encryptionはすべてを暗号化せずに重要部分のみ暗号化する技術です。高速で、リソース消費もすくないのでこちらを選択します。

「Remember Password and store it in Mac's Keychain」にチェックを入れます。

キーチェーンへパスワードが保存されます。

暗号化を選択

仮想ディスクを選択

新しい仮想ディスクを作成を選択して続けるをクリックします。

仮想ディスクを選択

仮想マシンの構成が完了しましたので、終了をクリックします。

仮想マシンの構成が完了

Windowsのインストール

Windowsのインストールを始めるために真ん中の「スタート」をクリックします。

矢印をクリック

「Press any key to boot from CD or DVD..」がでてきたら、Enterかどこかをクリックします。

Press any key to boot from CD or DVD..

結構時間がタイトなので、Time outになることがあります。

Time out

Time outした場合、いったんメニューの「仮想マシン」から「シャットダウン」して、再度「Press any key to boot from CD or DVD..」の画面に戻ります。

シャットダウン
happy.mac

気のせいか、1度シャットダウンしてからの方がLoading Timeが長い感じがしました。


うまくいけば、Windowがでてきます。

Windowsが起動

Windowsセットアップの画面になりますので、選択して次へをクリックします。

Windowsセットアップ

Windowsのライセンス認証は後で行えますので「プロダクトキーがありません」を選択して次へ進めます。

Windowsライセンス認証

オペレーティングシステムを選択します。ここでは、「Windows 11 Pro」を選択して次へ進めます。

オペレーティングシステムの選択

ライセンス条項に同意にチェックを入れて次に進めます。

ライセンス条項

インストールの種類は、新規ですので「カスタム」を選択します。

インストールの種類

ドライブを選択して、そのまま次へ進めます。

インストールの場所

Windows 11 の設定

Windowsの設定画面となりますので、設定情報を入力していくとインストール完了となります。

地位の選択

Windows 11が起動しました。

Windows 11が起動

VMware Toolsのインストール

メニューの「仮想マシン」から「VMware Toolsのインストール」を選択します。

VMware Toolsのインストール

ドライブがマウントされますので、VMware Toolsのインストールをします。

VMware Toolsセットアップ

VMware Toolsがインストールされ、完了となります。

Windowsのインストールが完了
happy.mac

使用感としては、Ver.13よりきびきび動いている気がしました。

macLab担当

次は、「Parallels」との比較をお伝えしますねー !!

最後に

VMware Fusion 13.5のダウンロード、インストール方法をご紹介しました。使い勝手含め、「Parallels」がリードしていましたが、ようやくいい勝負になりそうな「VMware Fusion」を1度お試しください。

macLab担当

以上、macLabでしたー !!

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