OpenCore Legacy Patcher (bootloader)をアンインストール

はじめに

OpenCore Legacy Patcherをアンインストールしたいとのお問い合わせをいただきました。

OpenCore Legacy Patcher を使用していて新しいOSが必要なくなったり、OSのバージョンを入れ替えたりする場合に、OpenCore Legacy Patcherを削除することがあるかと思います。

この記事では、OpenCore Legacy Patcher の削除方法をご紹介いたします。

OpenCore Legacy Patcher をアンインストールする前に、ネイティブサポートされているOSが入っていることを確認してください。
ネイティブサポートされているOSが入っていない状態で、OpenCore Legacy Patcher を削除すると、Macが起動しなくなります。

【関連記事】OpenCore Legacy Patcher Sonoma 14.4 アップデート後に起動できない

参考資料

OpenCore Legacy Patcher をアンインストール

ボリュームのマウント

視覚的に作業できるように、ボリュームをデスクトップにマウントしておきます。

メニュー Finder / 設定を選択します。

HDDをマウント

Finder設定 / 一般のデスクトップに表示する項目 ハードディスクにチェックを入れます。

ハードディスクのチェック

デスクトップにハードディスクがマウントされました。

ハードディスクがマウントされました

ターミナルで 「EFIシステムパーティション」をマウントする

アプリケーション / その他から 「ターミナル」を起動、下記コマンドを入力してEnterします。

diskutil list

ターミナルを起動

接続されているデバイスの一覧を表示されます。この「disk0s1」をマウントします。

EFI ボリューム

下記コマンドを入力してEnter、ログインPasswordを入力します。

sudo diskutil mount /dev/disk0s1

mountコマンド

EFIシステムパーティションがマウントされました。

EFIボリュームのマウント

OpenCore Legacy Patcherの削除

EFIボリュームを開き、中の「System」フォルダをゴミ箱を入れます。

Systemの削除

「EFI」フォルダを開き、「OC」フォルダをゴミ箱を入れます。

OCの削除

以上で、OpenCore Legacy Patcher が削除(アンインストール)されました。

完了後には「NVRAM」のリセットが推奨されています。

※起動時に「option」+「command」+「P」+「R」

アプリケーションのみを削除

アプリケーションのみを削除する場合は、Macintosh HD / ライブラリ / Application Support / Dortaniaフォルダを削除します。

OCアプリケーションのみを削除
Dortania フォルダーの削除
最後に

OpenCore Legacy Patcher をアンインストールする方法をご紹介いたしました。上記でも記載いたしましたが、OpenCore Legacy Patcher をアンインストールする前に、ネイティブサポートされているOSが入っていることを確認してください。

macLab担当

以上、macLabでしたー !!

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