UTMで M2 Macに Windows11 をインストール

UTMでM2 MacにWindows11をインストール
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macOS 14 Sonomaと仮想化 ソフトウェア のUTM」4.4.4 (92)でWindows 11を簡単にインストールする方法をご紹介致します。ISOイメージ作成ソフトウェア「CrystalFetch」を使用することで、より簡単にインストールができるようになっています。

同じく仮想化ソフトウェア VMware Fusion 13.5

UTMで M1・M2 Macに Windows10 をインストール

macOS 14 Sonomaに UTMで Mac OS 10.7 Lionをインストール
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UTM について

UTMは、QEMUベースの仮想化・エミュレーションツールで「GitHub」で無償提供されています。(AppSrore版もあり)本ブログの記事でも、「OS9」のインストール「Mac OS 10.4 Tiger」のインストールでご紹介させていただいています。

happy.mac

以前のバージョンでは、Windows11のインストールも結構てこずりました。

CrystalFetch 、Windows11のダウンロード

Crystal FetchはWindowsのISOインストーラーイメージが簡単にダウンロードできるMac用のアプリケーションです。「App Store」と「GitHub」からダウンロード可能です。


ダウンロードされた.dmgを開きアプリケーションを起動します。

CrystalFetch

使い方は簡単です。「バージョン」「アーキテクチャ」「言語」「エディション」を選択してダウンロードをクリックするだけで、任意の場所へダウンロードが可能です。

CrystalFetchを起動

「すべてのビルド」をクリックすることで様々なビルド番号にアクセス、ダウンロードすることが可能です。
※基本、デフォルト表示されるものをダウンロードすればいいかと思います。

ビルドを選択

UTMのダウンロード・インストール

Mac用のUTMは、下記サイトよりダウンロードが可能です。こちらも「App Store」と「GitHub」からダウンロードできます。

ダウンロードされた.dmgを開きアプリケーションフォルダへコピーします。

UTMをインストール

UTMでWindows11インストール

UTMをインストールしたMac (macOS 14 Sonoma)

MacBook Air M2スペック

MacBook Air 13-inch M2 2022

  • Apple M2チップ 8コアCPU/8コアGPU
  • 8GBユニファイドメモリ
  • 256GB SSD
  • OS : macOS 14 Sonoma (14.1)

UTMの設定

「新規仮想マシンを作成」をクリックします。

新規仮想マシンを作成

「仮想化」を選択します。

仮想化を選択

「Windows」を選択します。

Windowsを選択

「Windows 10以降をインストール」「ドライバとSPICEツールをインストール」にチェックを入れて、起動ISOイメージを選択します。(CrystalFetchでダウンロードした.isoファイルを選択します)

起動ISOイメージを選択

メモリ、CPUがカスタマイズできます。(後ほど変更も可能なので、ここではデフォルトのまま)

メモリ、CPUのカスタマイズ

ストレージの容量を変更できます。(ここではデフォルトのまま)

ストレージを変更

共有ディレクトリの設定を選択できます。

共有ディレクトリの設定

設定した概要を確認して、保存します。「仮想マシン設定」を開くにチェックを入れると更にカスタマイズが可能となります。

概要

Windows11のインストール

スタートボタンをクリックすることで、Windowsのインストールが始まります。

UTM基本画面

「Press any key to boot from CD or DVD…」が出たら、「Enter」を押します。

Press any key to boot from CD or DVD...

Windowsのセットアップ画面になります。

Windowsセットアップ

Windowsのライセンス認証「プロダクトキーがありません」をクリックします。

プロダクトキーがありません

インストールするオペレーティングシステムを選択します。(ここではWindows11 Pro)

インストールするオペレーティングシステムを選択

ライセンス条項に同意にチェックを入れて次へ。

ライセンス条項に同意

ドライブを選択して、そのまま次へ。

インストール場所の選択

インストールが始まります。

インストールが始まります。

国または地域を選択から設定を進めていきます。

国または地域の設定

Windows11のインストールが完了しました。

Windows11のインストールが完了しました。

ドライブイメージのオプションをクリックしてWindows11のISOイメージを取り出します。

ドライブイメージのオプションを選択

UTM Guest Toolsのインストール

タスクバーのエクスプローラーをクリックして、左ペインのCDドライブを選択して「utm-guest-tools」をダブルクリックします。

タスクバーのエクスプローラーをクリック

「UTM Guest Tools」のインストールをインストールします。

UTM Guest Toolsのインストール

インストールが終わると、結構な確率で固まってしまいます。固まってしまった場合、左上の電源マークから「強制システム終了」で、一旦終了して、再度起動します。

強制システム終了

スタートボタンをクリックすることで、再起動されます。

再起動されます。

「UTM Guest Tools」で、スムーズにディスプレイ表示・動的な変更も可能となります。

Windows11のインストール、設定が完了しました。

インストール・設定のイメージファイルをバックアップすることをお勧めします。たまーにですが、クラッシュしてしまって起動しなくなることがありました。

最後に

UTMのバージョンも4となり、Window11のインストールも簡単になりました。ほとんどデフォルトのままでインストール、設定が可能です。ブラウズ、ソフトウェアも比較的サクサクと動きますのでお勧めできます。

macLab担当

以上、macLabでしたー !!

UTMでM2 MacにWindows11をインストール

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