ペーパーレスのメリット・簡単な方法と管理方法
製品マニュアル、カタログ、設定などの資料、弊社でもかなり「紙」で管理をしていました。
書き込みの手軽さなど「紙」ならではの良さもあるのですが、場所も取るし、法令文書などは保存期間もありますので捨てるに捨てることができない。
また、インボイス制度もはじまり、デジタルデータの保管がいっそう重要になってきそうです。
この際、ドキュメントはデジタル保管へ変更していきましょう !!
紙の資料をペーパーレス化して簡単に管理しませんか ?
マックラボ(株式会社クリティカル・ノード)は、賛同企業として活動致します。
ペーパーレス化するメリット
ペーパーレス化することで以下のようなメリットがあるかと思います。
コストの削減
- 紙を減らすことによるコストの削減
- 書類・帳票関係などの発送コストの削減
- 保管場所の小スペース化(紙の経年劣化対策にも有効)
業務の効率化
- データでのやり取りがメインとなり、業務のクラウド化、Web・メールを利用した業務へシフト
- テレワークなど、業務の取り組み方が変わる
環境問題
紙の消費を抑えることで、森林破壊の抑制ににつながりSDGsへも寄与することができる
まずは、データを作成
すでにお持ちのデジタルデータ、「紙」の資料をPDFへデータ化することから始めましょう。
データのPDF化
お持ちの文書・ドキュメントは、PDFにて変換・保存しましょう。PDFは、ほどんどの機器で互換が保てますし、今後も保存形式としてスタンダードであると思われます。
変換できるアプリケーションを持っていなくても、PDFへの変換もオンラインで簡単に変換可能です。
PDF24 Tools
PDF24 Toolsは、PDFへの変換から様々なカスタマイズまで簡単に行うことができますのでお勧めです。
PDF24 Toolsは、私もよくお世話になっていますよ !!
Adobe Acrobat ~PDFオンライン変換~
PDFに変換したいファイルを、ページ上部の「ファイルを選択」から選ぶか、点線の範囲にドラッグ&ドロップするとAcrobatが自動的にファイルを変換します。
「紙」のPDF化
「紙」からデジタルデータへするには、「スキャナ」の使用が最も最適です。最近では複合タイプのプリンタに「スキャナ」機能がついているものもあります。
但し、フラットベットタイプのものでしたら、1枚づつ紙を交換していかなければなりませんので非常に手間がかかります。「紙」の資料が大量にあるのであれば、安価なドキュメント専用「スキャナ」を購入してみてはいかがでしょうか?
リコー ScanSnap iX1600
主要スペック
最速の毎分40枚の高速スキャン
大容量50枚の原稿をセット
簡単操作のタッチパネル搭載
Wi-Fi(2.4/5GHz帯)対応でクラウド保存可能
「名刺・レシートガイド」で原稿の搬送安定性が向上
A4サイズより大きい原稿を2つ折りにしてスキャン可能
弊社でもこの製品を使用していますよ !!
FAXのデジタル化
FAXのデジタル化もいろんな方法があるかと思います。その中でもMailで受け取れるタイプはお勧めです。
Mailの添付PDFファイルとして受信しますので、いつでもどこでも閲覧することが可能です。送信もMailからPDFファイルを添付するだけなので、お手軽にFAX送信が可能となります。
不必要な営業FAXなんかは、受信・閲覧しても破棄できます。一切「紙」を使用しません。既存FAX番号も使用可能です。
EDICWORKS faximo
弊社での使用方法で、月額 1,000 円位ですよ。
データ(PDF)の保存
- データの保存先として、PC端末(Windows,Macなど)、NAS,FileServer、クラウドストレージ(Google Drive,OneDrive,Dropboxなど)があるかと思います。
- 使い勝手などを考えれば、PC端末よりは、NAS,FileServerがいいかと思います。複数名でデータを共有できたり、大容量で、安全に保存できます。
- また、セキュリティ、コスト面からも月々料金が必要になるクラウドストレージよりNAS,FileServerがお勧めできます。
弊社では、安価に構築できる「NAS」をお勧めしています。
NAS(Synology)について
データの閲覧 (ipad,スマートフォン)
保存した書類データを閲覧するには、PC端末やタブレット端末・スマートフォンなどで可能です。特にタブレット端末・スマートフォンでは、手軽にいつでも見ることができるので便利ですね。
NAS・サーバーで保存されたものであれば、複数人で共有することもできますので、会議資料なんかにも向いているかと思います。
ペーパーレス化の管理 ~スマホ・タブレットで閲覧する~
「紙」から「デジタル」へってかなり前から言われていましたが、ようやく本格的に運用されてきていると感じます。弊社でも、クラウド会計ソフトにそのままデジタルデータを保存していくスタイルとなって、いまでは「紙」の請求書・領収書・レシートもすべてデジタル化しています。
まあ、「かさばらない」し「登録の手間」少なくなり、業務効率もすごく上がりました。
業務効率もアップすること間違いなしかな!? MacLabでしたー!!