M2 Mac系も出そろってきました。M1と同じく内部SSDの容量不足により、外部から起動したいというご要望もあるかと思います。メンテナンス用や、テストOS用などでもご使用いただけますので、今回構築手順などをご紹介いたします。
現在、起動OSはmacOS13 Venturaのみとなります。
OSインストール環境
MacBook Air 13inch M2 2023
主要スペック
- Apple M2チップ
- 8コアGPU, 8コアGPU
- 8GBユニファイドメモリ
- 256GB SSD
- 802.11ax Wi-Fi 6
- OS : 13.4 (macOS 13 Ventura)
今回のテストでは、外付SSDをM.2 NVMe 256GBをケースに入れた物を使用しました。
WD Black 250GB M.2-2280
Amtake M.2 SSD 外付けケース
インストールの準備
macOS インストール用USBメモリ
16GB以上の物をご準備してください。USBメモリがType-Aであれば、Type-CからType-Aの変換アダプタかUSB HUBが必要となります。
インストーラーの作成方法はこちらから
インストールは、USB Type-Aで接続して行います。インストール完了・設定後は、Type-Cで接続しても大丈夫です。
外付SSDへのmacOS インストール
インストール手順
APFSへフォーマットします。
M2では、macOS 13 Ventura 以上となります。
起動ディスクの切り替え
ディスクをフォーマット
あらかじめディスクをフォーマットしておきます。
アプリケーションのユーティリティから「ディスクユーティリティ」を起動します。フォーマットする外付SSDを選択して消去を選択します。
フォーマットは「APFS」,方式は「GUIDパーティションマップ」を選択、名前をここでは Ventura_1としました。
フォーマットは、くれぐれも注意しておこなってください !!
フォーマットされました。
USBメモリから起動
電源ボタンを長押します。
macOS 13 Venturaのインストーラーを選択して続けます。
インストーラーが起動しました。続けるをクリック
使用許諾を同意して続けます。
先程フォーマットしたディスクを選択して続けるをクリック
OSをインストール
新規ボリュームのオーナーに設定するユーザーを選択
既にインストールされているOSからユーザーを選択できます。
既存OSのユーザーパスワードを入力します。
システムに変更を加えることを許可するためにパスワードを入力します。
再度既存OSのユーザーパスワードを入力します。
インストールを続行するためにパスワードを入力します。
インストールが開始されます。
インストールが完了しました。
設定など
デュアルブートさせる場合などは、起動ディスクの切り替えが必要となります。
「システム設定」から「一般」のなかの「起動ディスク」を開きます。
起動するディスクを選択できます。
元の内部から起動する場合は、「Macintosh HD」を選択して再起動します。
M2 Macの外部から起動する方法をご紹介いたしました。容量不足やOSをいくつか使い分けたい時などに有効な手段かと思いますので、お試しくださいませ。またフォーマットなどは、くれぐれもご注意しておこなってください。
マックラボへお任せください !!
記事を気に入っていただけましたら、ブログなどで紹介してくださいませ~!!